Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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ベンヌ「…俺は聖地エリュシオンで
レッド・ウィングを守護する者
平和になった以上この世界にいることは…出来ない」
『…そっか』
覚悟してた…いつか"さよなら"しないといけない時がくるって
『…エリュシオンでも皆の夢を守り続けてね!
でも体だけは壊さないで、無理しちゃダメだよ!
あ、あとエリオス君とも仲良くね!それから』
ベンヌ「…………」
森羅の後ろにいたため
ホスト部は森羅の表情が分からなかったが
ベンヌの切なそうな表情と後ろに手を隠し
力いっぱい手を握る森羅に胸が苦しくなる
ベンヌ「…森羅」
『あ_____』
ベンヌは森羅の前で跪くと
優しく森羅の右手を掴み右手の甲にキスをした
暫くしてベンヌは立ち上がり森羅に優しく微笑んだ
ベンヌ「森羅…お前のことは絶対忘れない」
『…ベンヌ……………っつ!!』
ベンヌ「!」
ホスト部「「「!?」」」
森羅は勢いよくベンヌに抱きつくと
ベンヌも強く森羅を抱きしめる
ベンヌの背中の赤い羽が羽ばたき風を起こすと
森羅はいつものセーラー服に戻っていた
ベンヌが羽を広げ空に浮いていくが
二人は手を強く繋いだままだった
『ベンヌ!!』
嘘つき
ずっと側にいるって言ったじゃない
お願い
行かないで
私の側にいて
私の…初めて好きになった人
『ベンヌ!!…っ………ベンヌ!!』
ベンヌ「……ありがとう森羅」
ベンヌと森羅の手が離れても
森羅はベンヌを追いかけた
ベンヌが今までで一番優しい笑顔を見せると
フェニックスに姿を変え遠くに羽ばたいていった