Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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演奏が終わりベンヌにお辞儀をすると
ドレスの裾を持ちベンヌに近付いた
『…どうだった?』
部屋「やっぱりお前の演奏はいい…心が安らぐ」
『よかった!』
少し沈黙が続いた後、ベンヌは森羅に話しかける
ベンヌ「…他に行きたい所はないか?」
『え?』
ベンヌと目が合うと真っ直ぐ見つめていた
『…いいの?』
ダンヌ「…あぁ」
『…ありがとう』
ベンヌと手を繋ぎ桜蘭の廊下を歩いていく
きれいな校舎に天井が高く長い廊下
今は二人しかいないこの空間
森羅が少し強く手を握るとベンヌも握り返してくれた
それだけの事が幸せに感じる
森羅とベンヌは桜蘭の鳥小屋の前に着き扉を開けると
いきなりブルーノが空を羽ばたいていった
ピィーーーーーーーーーーーーー
ベンヌが口笛を鳴らすと
すぐにブルーノはベンヌの腕に止まった
ベンヌ「…そうかお前ブルーノって言うのか」
『すごいねベンヌ!ブルーノの言葉分かるの?』
ダンヌ「ああ…」
ベンヌは悲しそうにブルーノを見つめていた
『…ブルーノ何か言ってた?』
ベンヌ「いいや…俺がブルーノに伝えたんだ
…俺の代わりに森羅を頼むって」
『!!』
二人の間に冷たい風が吹き森羅のドレスをなびかせる
その間、二人はずっと見つめ合っていた