Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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セーラームーンがネヘレニアに近付こうとした時
ネヘレニアが怒鳴り声を上げる
ネヘレニア「来るな!!!!これが…妾の本当の姿なのか?」
ムーン「…貴方は」
ネヘレニア「…思い出したぞ
お前があの白き月の王女の生まれ変わりなのだな
そして…この小娘が地球の王女の生まれ変わりか」
ネヘレニアは鋭い眼差しでセーラーアースを睨んでいた
ムーン「…私達を知ってるの?」
ネヘレニア「妾はいつも貴様の王国を見ていた
貴様達の光の王国を幸せを約束された王国を
妬ましく見ていたのだ!!」
妾も昔は多くの臣下に囲まれる女王だった
全ての民は妾の美しさを愛し
また妾も自らの美しさを永遠の物と信じていた
妾の夢はこの美貌が永遠であること
だがある時、鏡によって真実を伝えられた
自分は将来醜い老婆の姿になってしまう事を
妾は臣下達や全ての民から夢を食いつくしてやった
他人の夢を食らう事が
自分の若さと美しさを保つ不老不死だと知ったのだ
そして生きる屍となった臣下達の中で
妾は一人で生きていくことを決めたのだ
ネヘレニア「…何故ここが上昇しているか分かるか?」
ムーン「え?」
ネヘレニア「妾を再び新月の闇の中
鏡の裏側へ閉じ込めようとする力が動き出したのだ
…いいだろう、こんな醜い姿で生きる未来など欲しくはない
鏡の中なら永遠に美しくいられる!!」
ムーン「…そして永遠に一人でいるの?」
ネヘレニア「黙れ!!…っ…その目で妾を見るな!!
その目があの時も妾を封印したのだ!!
こいつもそうだった…同情の眼差しで妾をみたのだ!!」
セーラーアースに向かい手を高く突き上げ
セーラーちびムーンの首根っこを持つネヘレニア
ムーン「待って…何をするの!?」
ネヘレニア「貴様達は妾の最も大切な物を奪った!!
だから妾もお前から最も大切な物を奪ってやる…」