Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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森羅の意識は深い暗闇の中にあったが
温かい光が森羅を包むと消えてしまった
森羅が目を開くと
昔のギリシャ神話に出てくるような建物があり
所々崩壊していたが
森羅はその風景に何故か心当たりがあった
『…ここは』
「…森羅…プリンセス・テラ?」
『!…地場先輩…エンディミオンお兄様?』
森羅が振り返ると
後ろにエンディミオンの格好をした衛がいて
衛に呼ばれ初めて自分の格好に気が付いた
『エンディミオンお兄様
さっきまで私…夢の中にいた筈なのに…ここって?』
エンディミオン「俺にもわからない
ただここが、何故か懐かしい感じがするんだ」
『…私もそう思ってました』
エンディミオン「…少し歩いて見よう、何か分かるかもしれない」
『はい!』
二人で歩く崩壊した宮殿
しかし温かく何故か涙が出そうになった
エンディミオン「…やっぱり俺はここを知っている気がする」
『はい…』
エリオス「…そのとおりプリンス・エンディミオン様
そしてプリンスセス・テラ様」
ベンヌ「…この神殿はずっと貴方達一族が守り続けてきた場所
このエリュシオンは今は亡き貴方達の王国
ゴールデン・キングダムがあった所です」
『!…その声はベンヌ!?』
すると辺りは黒い薔薇が多い茂り
暗闇に一瞬包まれると
目の前にはエリオスとベンヌが跪き頭を下げていた
二人が生きていたことに森羅は安心していた
『ベンヌ…エリオス…二人とも無事でよかった』
エンディミオン「…君達は?」
エリオス「…私はこの聖地エリュシオンで
ゴールデン・クリスタルを守護する者、エリオスです」
ベンヌ「同じく聖地エリュシオンで
レッド・ウィングを守護する者、ベンヌ」
エンディミオン「その声には聞き覚えがある
いつもセーラー戦士を助けてくれていた
君達はあのペガサスとフェニックスだね?」
エリオス・ベンヌ「「…申し訳ありません」」
エンディミオン「『?』」
いきなりの二人の謝罪に顔を見合わせた