Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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その頃、デッド・ムーンサーカスの奥
巨大な鏡の中にいるネヘレニアは顔を歪めていた
ネヘレニア「エリオスにフェニックスよ
…お前達は誰の夢の中に潜んでおる
数百年のこの機会、もはや一刻の猶予もないというのに!!」
ネヘレニアは鏡に向かって
ジルコニアのいる鏡の向こう側へ行くため
手を伸ばし鏡を貫いた時
月の光がネヘレニアの手に当たり
その熱さに手を元に戻してしまう
ネヘレニア「いじらしい…この世界に満ちた月の光が
妾の体にある闇の力を消しさってしまう
…妾がここから出ることさえ出来れば
白い月の者達など、すぐに亡き者に出来るものを!!
」
ゴールデン・クリスタルとレッド・ウィングさえあれば
このような世界を暗闇に変えることなど容易いのに
ネヘレニアの瞳が怒りで邪悪に輝くと
白い蜘蛛の糸が辺りに飛び散っていく
ネヘレニア「忌々しい光に満ちたこの世界を
新月の女王の妾に相応しい闇となれ!!
…忌々しく輝く者全て
このネヘレニアの力で新月の闇で覆いつくしてやる!!」
ネヘレニアは上空に蜘蛛の糸で縛られた
美しき少年を見ながら高笑いを浮かべていた
*~**~*
ちびうさちゃんの小学校に着いて
ダイアナちゃんを抱いた地場先輩を見つけて駆け寄ると
ちびうさちゃんが一位でテープを切る姿を
見届けることが出来た
うさぎちゃん達は先にクラウンに向かっているらしく
ちびうさちゃんの着替えが終わり
三人で一緒にクラウンに向かっていたとき
衛「!?…っ…」
『地場先輩!?』
ダイアナ「衛さま!!」
ちびうさ「まもちゃん!!」
地場先輩が膝を付いてしまい慌てて背中を撫でた
『…あまり顔色が良くないです
うさぎちゃん達には私から伝えますので
今日はもう帰られた方が…』
衛「…大丈夫だよ、心配かけて悪い」
ちびうさ「…本当に大丈夫?」
衛「ああ…ほらうさこ達が待ってる
パフェ食べたいんだろう?」
ちびうさ「うん!!/////」
ちびうさちゃんと地場先輩は手を繋いで歩いていく
ちびうさちゃんに声をかけられて
少し不安がだったけど二人の後を追いかけた