Act.1 ダーク・キングダム編(完結)
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放課後ホームルームが長引いて
桜蘭高校の廊下を少し早歩きで向かっていたら
部室の扉がいきなり開くと
中から男の子が走って来て私にぶつかってきた
『大丈夫!?…ケガしなかった?』
「お前!………ちょっと来て!!」
『え!?』
男の子に手を引かれると何処かに連れていかれた
*~**~*
森羅が連れて行かれてしばらくして
桜蘭初等部の制服を着ているハニーと
中等部の制服を着てロングヘアーのカツラをしている
ハルヒ
その後ろを尾行しているホスト部面々は
潜入調査のため、初等部に来ていた
音楽室に行くと、何故か森羅がピアノ演奏していて
それを嬉しそうに聞いている初等部の音楽クラブの生徒達
演奏が終わると、森羅の周りには生徒達が集まった
生徒①「森羅さん!演奏とっても素敵でした!」
生徒②「どうしたらあんな早く鍵盤に届くんですか?」
生徒③「また、次の大会も頑張って下さい!」
『…あ、ありがとう/////』
ホスト部「「「(年下でも緊張すんのか…)」」」
森羅の反応に大笑いしていたのは双子だった
雛「森羅さん…私の演奏聞いてくれますか?」
『う、うん!』
神城雛は嬉しそうにお礼を言った後
森羅を此処に連れて来た
鷹凰子嗣郎(たかおうじしろう)の所に行き声をかける
雛「…鷹凰子君、ピアノの新しい所練習した?」
シロ「いや…あんまし…」
雛「折角お姉ちゃん聞いてくれるから
一緒に弾いて教えてもらおう!
鷹凰子君グランドピアノ使って?」
シロ「え?…別に神城が使えばいいじゃん、ここで聞いてる」
雛「……うん…じゃあ…弾きたくなったらいってね?」
雛は寂しそうで悲しそうな表情をしていて
それはやっぱり曲にも現れていた
嗣郎も嬉しそうにピアノを聞いているのに瞳は寂しそうだった
生徒①「雛ちゃんのピアノ
もうすぐ聞けなくなるのさみしくなるね」
『え?どうして?』
生徒②「お父さんのお仕事の都合で来週いっぱいで
ドイツに引っ越しちゃうの」
『…………』
雛の演奏が終わった後
森羅はアドバイスを数ヶ所指摘して嗣郎の所に行くと
『嗣郎君、一緒に来て!』
シロ「はぁ!?」
今度は森羅が嗣郎君の手を引っ張り音楽室から出て行った
森羅が嗣郎君を引っ張っていく後ろを
ホスト部も追いかけた