Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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デッド・ムーンサーカスの奥では
大きな鏡の中にいる女王ネヘレニアは
苛立ちを隠せないでいた
目の前には美しい少年が縛り上げられている
ネヘレニア「口惜しい…ゴールデン・クリスタルの守護者
エリオスの肉体はわらわの手に落ちたものの
肝心のゴールデン・クリスタルはまだ見つけられず
もう一つのレッド・ウィングの守護者ベンヌも
まだこの手に落ちていないとは…ジルコニアはおるか!!」
ジルコニア「…はは、お呼びでしょうか
我が美しき月の女王ネヘレニア様!」
ネヘレニア「…そろそろわらわは待ち続けていることに
飽きている」
ジルコニア「!?…申し訳ありません
すぐにペガサスとフェニックスの宿主を捕らえ
ネヘレニア様に献上致します!!」
ネヘレニア「…期待しているぞ、ジルコニア」
ジルコニアは自分が殺されるかもしれない恐怖に
身体を震えさせていた
森羅が第三音楽室の扉を開けたとき
いつも何ヵ所か置いてあるテーブルが一つしかなく
そのテーブルの周りには
お客であるお姉様達が笑顔で座っていた
ホスト部の人達は
少し離れた席に集まって座っている
『こんにちは皆さん!…この机は?』
れんげ「待ってましたのよ?森羅ちゃん!!」
『…え?』
姫①「今日は私達、環様達ではなくて
森羅ちゃんをご指名させて頂いたの!!」
『えぇ!?ど、どうしてですか?』
姫②「今日は女子会ですわよ?
女の子の悩みとかをみんなで相談し合う会ですの!!
だからホスト部の皆様は無しで話しましょう?」
姫③「お茶やお菓子も準備しましたのよ!」
姫④「ささ!!行きましょう森羅ちゃん♪」
『えぇ!?あ、あの』
そんなこんなで桜蘭高校初の
女子会が開催されたのだった