Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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*第十一話*恋のラプソディ
ハルヒとハルヒ父が寝ている隣のリビングで
森羅はモンレーヴ・パリエの中にいる
フェニックスに話しかけていた
『エリュシオンを救う
ゴールデン・クリスタルとレッド・ウィング
…それってどういう物なの?どんな力を持っているの?』
(「…それは」)
森羅はフェニックスを見つめると
悲しそうに微笑んだ
『そっか…私には話せないんだね』
(「…ごめん、時がきたら必ず話す」)
『…フェニックス』
森羅はモンレーヴ・パリエを優しく包んだ
『…頼りないかもしれないけど
私に出来ることがあったら何でも言って?
私…本当に貴方の力になりたいの』
(「…森羅」)
モンレーヴ・パリエが光輝くといつもの美しい森に
プリンセス・テラに変身した森羅が舞い降りる
目の前にはフェニックスが木の上に止まっていて
空にはいくつもの流れ星が輝き
オーロラがカーテンのように揺れていた
森羅はゆっくりフェニックスの止まっている木の下に来ると
フェニックスは木の上から飛び降り
森羅の伸ばした腕に止まる
森羅は自然とフェニックスの背中を撫で
フェニックスの頭が森羅の頬に擦り寄ると
森羅は目を瞑り、フェニックスの温もりを感じていた
フェニックスが翼を二枚落とすと
森羅の背中に赤い大きな羽が生えた
『…これ…スゴく綺麗な羽だね』
フェニックス「…行こう」
森羅は綺麗な空を
フェニックスと一緒に飛んでいた
輝くオーロラを通り越すと
下には森羅が住む東京の夜景
その美しくさをフェニックスと見れる喜びに
胸がときめいていた