Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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『…フェニックス』
森羅は太ももギリギリまでしかない浴衣を
恥ずかしそうに隠していたら
フェニックスが森羅に近づくのを見て
森羅が伸ばした腕に止まった
フェニックス「森羅、お前の夢の光が俺達に
…いや、俺には必要なんだ」
フェニックスは瞳を閉じて、私に近付いてくる
ルベウスや馨先輩の時の恐怖感とは違う
熱くてドキドキして胸が潰れてしまいそう
森羅はゆっくり瞳を閉じると
唇に温かい感触が伝わった
しばらくして目を開けたとき
目の前には赤色の髪に少し金色が混ざった
ストレートロングをポニーテールにして
金色の瞳と背中に赤い羽を生やした美しい青年が立っていた
フェニックス「…俺はこのエリュシオンから
地上の人々の夢を見守り
そしてレッド・ウィングを守護する者
俺の名は…ベンヌ」
『ベンヌ_____』
*~**~*
ホスト部(主に環と双子)は
森羅がモリの家に泊まる事に納得できず
勝手に家に押しかけ
あわよくばそのまま泊まろうと企てていた
モリに案内され精神統一の間に向かっていると
部屋から強い光が溢れ、何事かと急いで襖を開けたとき
太ももギリギリの浴衣を羽織った森羅が立っていた
所々浴衣がはだけているため
肩や谷間などが見え隠れしている
環・双子「「「「うわぁ!!!/////」」」」
扉をおもいっきり閉め顔を真っ赤にしている環と双子
ハニーとモリも少し顔を赤くしていたが、鏡夜は無表情で
自分の着ていた上着を脱ぐと森羅に声をかける
鏡夜「…森羅、開けるぞ」
環・光・馨「「「え!?/////」」」
扉を開けると森羅はそのまま佇んでいた
鏡夜は森羅の所に向かうと肩に上着をかけた
鏡夜「…大丈夫か?」
『…はい…大丈夫…です』
双子「「!!」」
ハニー「…森羅ちゃん?」
モリ「…………」
環「ど、どうしたのだ…森羅?」
鏡夜「…………」
森羅の瞳は潤んで頬は赤くなっているばかりか
何故かこの状況に微笑んでいた
まるで…前世でみた微笑み合う二人と同じように
森羅は手に持っていたモンレーヴ・パリエを
両手で強く握りしめた
第十話 End