Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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烏丸「…ごめん藤岡君、君の大事な妹を傷付けてしまって」
ハルヒ「ううん、こっちこそ
妹を大切に思ってくれてありがとう…問題は」
ホスト「「!!!!」」
ハルヒがホスト部を睨むと
鏡夜以外のホスト部は震えていた
ハルヒ「…借金返済のため自分は
今まで通りホスト部で働き続けます
森羅がこれからも桜蘭で手伝う手伝わないにしても
森羅に謝らないなら、自分は先輩達を許しません」
ハルヒが鳥小屋を出た後、また静寂が訪れる
烏丸は光と馨の背中を優しく叩いた
烏丸「喧嘩は早く仲直りした方が傷が浅いって言うから
早めに森羅ちゃんに謝った方がいいよ?」
馨「…ごめん烏丸、あんな言い方して」
光「…悪かった」
烏丸「僕の事は気にしなくていいけどさ
二人が本当に仲直りしたいのは違う人でしょ?」
光・馨「「…………」」
全員いつも笑顔で訪れる森羅を思い出していた
こんな別れ方は嫌だ_______
環「…よし!部室に戻ったら
森羅と仲直り大作戦を決行するためのプランを練るぞ!」
鏡夜「…そうだな」
ハニー「森羅ちゃん、何ケーキが好きかな?」
モリ「…苺」
光「行こう馨!!」
馨「うん!!」
勢いよく台風のように去って行くホスト部に
烏丸は苦笑いを浮かべていた
*~**~*
森羅は練習室でピアノの練習をしていたが
途中で演奏を止めて俯くと
カバンについているモンレーヴ・パリエが輝き
辺りが虹色に包まれフェニックスが現れる
『フェニックス…』
(「…何かあったのか?」)
『…………』
森羅は今日の出来事をフェニックスに話した