フィッシュ・アイの影から
ペガサスの頭が出てきた…と思ったら
ペガサスの被り物を着けたゴリゴリマッチョさんがあらわれた






ﾑｰﾝ・ちびﾑｰﾝ「「げっ……」」


『…ってことは、やっぱりペガサスの仕業じゃなかったんだ！
ちびムーン今のうちだよ！』


ちびﾑｰﾝ「う、うん！！」








ちびムーンがペガサスを呼んだとき
私達を囲んでいた4匹の馬の木製が回転したと思ったら
黒いドームが出現して私達を覆ってしまった
ペガサスは一歩遅くドームの中に入れなかった




ペガサスが体当たりしてもドームが割れず
駆けつけた他のセーラー戦士が攻撃してくれるけど
びくともしない








ﾌｨｯｼｭ「残念ね、この中にペガサスは入ってこれないの…
ペガサスの力がなきゃ技が使えない貴方達は勝ち目はないし
外のセーラー戦士はただのカス…死んでもらうわよ？」


『！？二人は傷つけさせない！！
フィネクス・プリュフィケーション・ライト！！』






私の攻撃が敵に当たると回転速度が遅くなったから
もう一度攻撃しようとしたとき







ﾌｨｯｼｭ「ちっ！！こいつも変な技を使うんだったわ…
これでも食らいなさい！！」


『！？きゃぁぁあ！！』


全員「「「セーラーアース！！！！」」」








フィッシュ・アイの投げたナイフをよけた時
地面についたナイフが樹木に変化して私を縛り上げてしまった


その時、光の中からフェニックスが現れてくれて
ドームに体当たりするけど割れることはなかった

フェニックスとペガサスは何回もドームを壊そうと
体当たりをし続けてくれる






ちびﾑｰﾝ「ペガサス！！！！」


『フェニックス！？もうやめて！！』







フェニックスの瞳が苦しそうで涙が込み上げてくる







『フェニックス…っ……お願いみんな！！』


ちびﾑｰﾝ「私のペガサスを信じて！！！！」







皆が顔を見合わせると頷きながらペガサスを見つめる







ｳﾞｨｰﾅｽ「分かったわ！！」


ﾏｰｷｭﾘｰ「私達に力を貸して！！」








ペガサスの金の角が光ると四人の変身ペンが新しく変化して
セーラー服のリボンが長くなる

四人が攻撃をすると四つの馬は簡単に割れて
黒いドームが消滅した


セーラームーンの攻撃で敵を倒したら
フィッシュ・アイが異空間に消えた瞬間
私を掴んでいた樹木も消えてしまった




その場にいた私達は
ペガサスとフェニックスが消えた上空を見続けていた







第五話 End