Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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*第五話* 四戦士の超変身
最近森羅はホスト部の演奏前に
桜蘭学院の生物学部が管理している
鳥小屋で時間を潰すのが日課になっていた
『ブルーノ!』
「!」
ブルーノは森羅の声に反応すると
森羅の方に飛ぼうとしていた
『ま、待ってね?今、手袋するから!!
よし…おいでブルーノ!!』
そう言うとブルーノは森羅が差し出した腕に乗った
森羅は反対の腕で優しく背中や頭を撫でると
ピピィ ピピィ ピピィ
『あ、鳴いてる…最近多いな…何か知らせたいのかな?』
烏丸「求愛行動だよ」
『!烏丸先輩…求愛行動って?』
烏丸「雌でも雄でもどちらかを求める時に出す鳴き声の事さ
鷹は2月位から繁殖期に入るから、まだまだ先だけど
…多分ブルーノは藤岡さんが好きって伝えたいんだね」
『…そっか、私もブルーノが好きだよ?』
烏丸「!!」
ブルーノが好きという気持ちを伝えたくて
口笛でブルーノの鳴き声を真似すると
ブルーノがまた鳴いてくれた
烏丸「…藤岡さん口笛上手だね?」
『耳には自信があるので音の高さを覚えて真似してみました!
…似てましたか?』
烏丸「…うん、似ててびっくりした」
『先輩に鳴き声似てるか聞いて欲しくて
頑張って練習してましたから!』
烏丸「…僕に聞かせたくて?」
『はい!』
烏丸「…僕が一番最初?」
『そうですよ!お家ではご近所さんやハルちゃんに
迷惑かけちゃいけないと思って
ピアノの練習室で密かに猛特訓してましたから!』
烏丸「…そっか、ありがとう」
『いえいえ♪』
ちょっとしたサプライズ大成功かなって喜んでいたら
烏丸「…藤岡さん、ちょっと外行かない?」
『え?』