Act.1 ダーク・キングダム編(完結)
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~桜蘭高校 中央棟 大広間~
あんなに緊張していたピアノ演奏は無事に終える事が出来た
会場の人達が優しく迎えくれたおかげで
緊張せずに楽しく演奏出来て嬉しかった
後半の演奏まで少し時間があるから
邪魔にならないように会場の端で休んでいたとき
『(あれって……うさぎちゃんとタキシード仮面?)』
中央のダンスステージで踊っていた二人に驚いたけど
踊る二人を見て何故か幸せな気持ちになった
この気持ちを前にも感じた事がある気がする……何でかな?
そう思っていたら、いきなり会場内に大きなベルが鳴り響いた
周りもざわざわしていて、不穏な空気を感じていたら
会場に走ってきたハルちゃんとホスト部の人達に駆け寄った
『ハルちゃん!このベルって一体どうしたの?』
ハルヒ「何でかわかんないけど、プリンセスDが
幻の秘宝を持って逃げてしまって!」
『え!?』
*~**~*
その頃、敵によって操られたプリンセスDは
バルコニーから飛び降りて逃げようとしていた所を
うさぎに押さえつけられていた
うさぎ「プリンセスD、しっかりして~!!」
D「離せ!!」
うさぎ「う、うわあ落ちるーー!!」
プリンセスDに突き飛ばされたうさぎは
バルコニーから落ちた所を
間一髪でタキシード仮面に助けられたが
二人とも手袋を装着しておりズルズルと落ちそうになっていた
『うさぎちゃん!!』
うさぎ「森羅ちゃ~ん!!」
タキシード仮面「(この子は!?)」
何とか引きずり上げようとするが、上手く上げられない
D「三人とも一緒に落ちて死ね!!」
プリンセスDが森羅とタキシード仮面を突き飛ばした
『う、うさぎちゃん…頑張、って!!』
タキシード仮面「くっ!」
うさぎ「もう……ダメ……」
ハルヒ「森羅!!」
ホスト部「「「「「!?」」」」」
ハルヒが叫んだ瞬間、三人がバルコニーから落ちてしまった
馨「____森羅!!」
光「え?」
馨が走ってバルコニーに向かうと
ルナが投げたペンが傘に変わっていた
傘を掴んだうさぎの後ろを
包むように抱きしめるタキシード仮面と
タキシード仮面の首に手を回し
おんぶ状態の森羅がゆっくり地上に落ちていく