Act.4 デッド・ムーン編(完結)
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*第三話*触れ合う心
夢の中…
また…あの美しい森が…広がってる
私は森の中を歩いていると赤い鳥に出会った
赤い鳥は木の上から私を見下ろしていた
『私、誰にも話してない…貴方の事もこの森の事も
私だけの秘密にしてる
ねぇ、何でもっとお話ししてくれないの?
何でもっと会えないの?…貴方は何処にいつもいるの?
お願い…教えて』
「…何でだよ」
『だって…貴方の金色の瞳は綺麗なのに…いつも寂しそう
私…貴方の力になりたい!』
「!…お前の力何て入らない」
『…怖がらないで、私は貴方の味方よ?』
「…………」
赤い鳥は何処かに羽ばたいて行った
『待って!!』
目が覚めると外は明るくなっていて
時計を見ると朝の5:30だった
ハルちゃんとお父さんを見るとまだ眠っている
『……はぁ』
ゆっくり起き上がると勉強をするため
静かに隣のリビングに移動した
*~**~*
学校が終わりホスト部に行く前に
森羅は桜蘭高校が管理している鳥小屋に来ていた
鷹は大きな止まり木に留まっていて
森羅は自然に背中を撫でた後に頭や頬に触ると
鷹は気持ち良さそうに目を瞑っている
その表情に微笑んでいると
烏丸「いらっしゃい」
『烏丸先輩!お邪魔してます!』
烏丸先輩は私が深くお辞儀をすると優しく笑ってくれる
烏丸「今日もこの子を見に来たの?」
『はい……』
森羅の表情は何処か寂しそうだ
烏丸「この子の名前…ブルーノって言うんだ」
『…ブルーノ?』
「この子イタリアから来たんだけど
イタリアで"茶色"の事を"ブルーノ"って言うんだよ
毛が茶色いから、多分そのまんまつけられたんだろうけど…」
『…ブルーノ…素敵な名前ですね♪』
「!…う、うん」
森羅の笑顔に烏丸の顔が赤くなる