Act.3 デス・バスターズ編(完結)
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ハルヒが着いた場所はいつもの第三音楽室だった
双子はハルヒを追いかけている時に
環達に連絡を取り
全員第三音楽室に到着していた
(『…ハルちゃん…』)
ハルヒ「…森羅?」
ホスト部「!!」
ハルヒが上を向いて森羅を呼んだ瞬間
上空に虹色の蝶々が現れると
虹色のセーラー服を着たセーラーアースが現れる
その神秘的な姿に全員言葉が出なかった
(『…ハルちゃん…ごめんなさい』)
ハルヒ「…っ…何で…森羅が謝るの?
酷い事を言ったのは自分なのに…」
(『…私ずっと夢の中で誰かの声を聞いていたの
その声が何を示しているのか
全然わからなくてずっとずっと考えてた…
ハルちゃんに話したら
もっと心配かけると思って言えなかったの…
でも結局、ハルちゃんを傷つける形になっちゃったね…』)
ハルヒ「…っ…森羅…」
森羅の悲しそうな顔に
ハルヒだけでなく、ホスト部も胸を締め付ける
ハルヒは俯いてた顔をおもいっきり上げる
ハルヒ「心配するよ!!
森羅がセーラー戦士じゃなくたって
…っ…だって森羅は、私のたった一人の妹なんだから!!」
(『…ハル…ちゃん』)
瞳に涙を浮かべたハルヒは、両手を広げ微笑んだ
ハルヒ「…おかえり…森羅!」
(『!!』)
セーラーアースの変身は溶けると涙を流しながら
ハルヒの胸の中に勢いよく飛び込んだ
ハルヒは支えきれず床に尻餅を着いつが
森羅を離さなかった
『…っつ…ただいまハルちゃん…っ…だ、大好きだよ!!』
ハルヒ「…ごめんね…森羅…っ……ごめん……!!」
二人が無事仲直りしたことに安心したホスト部は
二人に駆け寄るとヘリコプターの音に驚いてしまう
環「な、何だいきなり!?」
鏡夜「…屋上からだな」
『!!…ま、まさか…』
森羅はハルヒの手を引っ張ると
急いで屋上に向かった
ホスト部も森羅の後についていった