Act.3 デス・バスターズ編(完結)
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はるかもまた昨日のハルヒとの出来事を思い出していた
目の前にはみちるとせつながいる
みちる「…この頃世界を崩壊するあの夢が
前にもまして強く見えるの」
せつな「一刻も早くメシアを見つけなければ
もし奴等が聖杯を使うものを悪しき沈黙のメシアに使わせたとしたら…」
はるか「土萠ほたる…不思議な力を持っている
早く正体をはっきりさせないと…いずれにせよ
彼女はデス・バスターズの一員だと目をつけていた
あの土萠教授の一人娘だ」
みちる「あの夢の中で聖杯の光の中に立つ少女…
その姿が少しずつ見えてきたような気がするの」
みちるはその少女が手に何か長い物を持っていて
…それは沈黙の釜 "サイレンス・グレイブ"だと話す
はるか「!?本当なのか…それは」
みちる「…はっきりとはわからないわ」
せつな「!?まさか…」
はるか「沈黙のメシアが破滅の星を守護に持つ
…あの滅びの戦士の事なのか…」
みちる「…だとしたら私達には
どうすることも出来ないかもしれない」
せつな「世界がまもなく滅びる…」
はるか「…いや、もしあの滅びの戦士が
この地球に転生したとしても
目覚める前に倒せばまだチャンスはある!
そうすれば、この世界は滅びない!!」
みちる「そうね…諦めてはいけないわ
この世界を守るためにも」
はるかとみちるが上空を見つめていたとき
せつなが静かに二人に声をかけた
せつな「もう一人気になる方がいます
…藤岡森羅さんです」
はるか・みちる「「!!」」
せつなの言葉に反応する二人にせつなはそのまま話を続けた
せつな「スモールレディによると
最近森羅さんは寝ている時や
ぼーっとしている時間が多くなったとか…」
はるか「…昨日ハルヒも同じ事を言っていた」
せつな「それは…聖杯が現れてからとタイミングが合います」
はるか・みちる「「!!」」
せつなの言葉に二人は顔を見合せた
みちる「…まさか」
せつな「彼女は地球のプリンセス
プリンセス・セレニティ同様、不思議な力が宿っていたとして
…聖杯がその力に引き寄せられていたとしたら…」
はるか「森羅が聖なるメシアだと言うのか!?」
せつな「…断定は出来ません、しかし彼女を監視して
損はないと思います」
はるかは握っていた手を強く握りしめた