ﾑｰﾝ「お待ちなさい！！」


敵「何奴！？」


ﾑｰﾝ「まだサインを貰ってないのに
世の中の美しい男性を傷つける奴は
この愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーンと」


『セーラーアースが』


ﾑｰﾝ「『月に代わってお仕置きよ！！』」








敵の一方的な攻撃の前に苦戦しているとき








ﾌﾟﾙｰﾄ「デッド・スクリーム」







プルートの攻撃に間一髪助かると
二人の前にセーラーウラヌスとネプチューンが現れる








ﾑｰﾝ「ありがとう！セーラーウラヌス！！」


ｳﾗﾇｽ「早くここから逃げろ」


ﾑｰﾝ「…え？」


『……っ……』


ｳﾗﾇｽ「逃げろといっているんだ！」


ﾑｰﾝ「…どうして？同じ戦士で仲間なのに」


ｳﾗﾇｽ「邪魔だ！！」


『！？』







ウラヌスの言葉に胸が苦しくなると
敵の攻撃がセーラームーンに当たろうとした時
セーラー戦士4人が登場して難を逃れた

するとタキシード仮面がソッとウラヌス達に声をかけた







ﾀｷｼｰﾄﾞ仮面「ｳﾗﾇｽ達よ…
我々一人一人の力は君らより劣るかもしれない
だが、セーラームーンには力を合わせる仲間がいる」


ｳﾗﾇｽ「…………」


ﾀｷｼｰﾄﾞ仮面「セーラームーン、今だ！」


ﾑｰﾝ「はい！…クライシス・メイクアップ！！」








聖杯が現れるとセーラーアースは
胸が熱く苦しくなりその場にうずくまってしまう







ﾌﾟﾙｰﾄ「セーラーアース！」


ｳﾗﾇｽ・ﾈﾌﾟﾁｭｰﾝ「！？」








二人は急いでアースに駆け寄った







ｳﾗﾇｽ「大丈夫か！？」


ﾈﾌﾟﾁｭｰﾝ「しっかりなさって！セーラーアース！」


『…力を……セーラー戦士の心を…一つにしなければ…
聖杯は…力を……与えては…くれない…』





ｳﾗﾇｽ・ﾈﾌﾟﾁｭｰﾝ・ﾌﾟﾙｰﾄ「「「！？」」」









アースがそう話すとアースの変身がとけ
森羅はプルートの腕の中で気を失ってしまった


セーラーアースの言葉に三人は顔を見合せると
森羅を静かに見つめていた







第十二話 End