曲がり角を曲がると
他のセーラー戦士がネバネバエキスに捕まり
動けないでいた






『み、みんな！？/////』


ﾑｰﾝ「ありゃりゃ～」






どうしようと迷っていたとき
セーラームーンが「ごめん！！」と言い
みんなの背中に飛び乗りネバネバを回避した







『えぇ！？…っ……よーし！！』







セーラーアースは少し皆から離れると助走をつけ
ネバネバを飛び越えて回避した







ﾑｰﾝ「みんな…い、痛かった？」


ｳﾞｨｰﾅｽ「これでユージアルを掴まえられなかったら
承知しないんだから！」


ﾏｰｷｭﾘｰ「二人ともしっかり！！」


ｼﾞｭﾋﾟﾀｰ「必ず後から行くから！！」


ﾑｰﾝ「『うん！』」








セーラームーンとアースはユージアルの後を追って行った








協会の外の玄関までドアが残り一つという所で
ユージアルはセーラームーンとアースに追い付かれてしまう






ﾕｰｼﾞｱﾙ「お前達…！！」


ﾑｰﾝ「人の心を踏みいじり
大切な命まで奪おうとするなんて許せない！！
愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン！！」


『同じくセーラーアースが』


ﾑｰﾝ「『月に代わってお仕置きよ！！』」







セーラームーンがムーン・ハート・ロッドを出し
アースが攻撃のポーズをとると







ﾕｰｼﾞｱﾙ「ふっ、強がりか！
セーラームーンの必殺技は前に私は防御した
…その事を忘れてはいないでしょうね？」


ﾑｰﾝ「『！！』」


ﾕｰｼﾞｱﾙ「お前と私では力の差は歴然としている
死にたくなかったらさっさと逃げた方が身のためよ！」


ﾑｰﾝ「…っ…例えこの身が滅びようと
そのタリスマンだけは取り返してみせるわ！！

ムーン・スパイラル・ハート・アタック！！」


ﾕｰｼﾞｱﾙ「ファイアー・バスター！！」








ユージアルの炎はセーラームーンの必殺技を消してしまった








ﾑｰﾝ「！！」


『そんなっ！？』


ﾕｰｼﾞｱﾙ「ははは、行った通りじゃない？
セーラームーン、そしてセーラー戦士達！！
今までずいぶんと邪魔をしてくれたじゃない…
今日はそのお礼をたっぷりさせてもらうわよ？」








絶対絶命の時、誰かの足音が聞こえた