Act.3 デス・バスターズ編(完結)
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『待って!!!!』
ウラヌス「!!……メシア…?」
ウラヌスが振り向くと
一瞬虹色に輝く髪の長い女性が見えたが
そこにいたのは森羅だった
『うりゃあーーーーーー!!』
ユージアル「な、なに!?」
森羅はユージアルに突進すると
ユージアルはバズーカを手放し橋の下に落ちていった
急いでウラヌスの所に駆け寄ると
心配そうに自分を見つめる森羅から
何故か目が離せなかった
『はるかさん!!大丈夫ですか!?』
ウラヌス「…あぁ」
『!!……み、みちるさん……』
森羅はみちるのタリスマンを持つと
振るえる声でみちるに叫んでいた
『しっかりして下さい…っ……みちるさん!!
お願いタリスマン…みちるさんの心の結晶に戻って』
ウラヌス「余計な事をするな!!」
『!?』
ウラヌス「タリスマンは見つかったんだ…これていい
…酷いじゃないかみちる、自分だけの世界に行くなんて…」
ウラヌスは変身ブローチを森羅に投げた
『!』
ウラヌス「そいつは返す…変身も出来ないのに無茶しやがって」
『!?』
ウラヌスがユージアルのバズーカを自分の胸に当てたのを見て
森羅は急いでウラヌスに駆け寄った
『だめです!!』
ウラヌス「離せ!?僕の中にもう一つのタリスマンがあるんだ!!」
『タリスマンがなくても世界は救えます!!』
ウラヌス「…何だと!?」
『セーラームーンや皆が!!…私が救ってみせますから…』
瞳に涙を浮かべた森羅がウラヌスを真っ直ぐ見つめると
ウラヌスは何故か微笑んでいた
ウラヌス「…不思議だな、森羅が言うと本当に出来そうな気がする…
さっき何故か森羅がメシアに見えたよ…」
『…はるかさん…』
するとウラヌスは森羅を勢いよく突き飛ばすと
森羅は後ろに倒れてしまいバズーカを離してしまう
ウラヌス「森羅…いや、セーラーアース
もう一人のタリスマンをきっと見つけてくれよ
…君のピアノが、好きだった」
『!?や、やめてぇぇぇぇええ!!』
ウラヌスはバズーカを自分に打つと
タリスマンの一つ
宇宙の剣"スペース・ソード"が出現した
セーラー戦士達が駆けつけたが
あと一歩、間に合わなかった
『はるかさん…っ…みちるさん……』
冥王せつなはこの状況を
悲しみと決意の眼差しで見つめていた
第九話 End