Act.3 デス・バスターズ編(完結)
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ちびうさちゃんは
茶道の名家、藪ら柑子の藪柑子家のお家元
玉三郎さんとお友達になりたい為
桜蘭の中庭に急遽準備されたお茶会
全員が正座で並んでいる光景に
いつ準備したんだと呆れるハルヒだった
鏡夜「先生は俺がしよう…俺は優しいから安心していいぞ」
ホスト部「「(その笑顔が黒くて怖い!!)」」
鏡夜「ところで、ハルヒと森羅は
お茶を点てたことあるのか?」
ハルヒ「…あるわけないじゃないですか」
『私は何回か経験があります!』
ホスト部「「え!?」」
『はるかさんとみちるさんに
何回か連れて行って頂いた事があるので…』
ちびうさ「わたし、森羅お姉ちゃんのお茶飲みたい!/////」
『え?』
ホスト部「「(ナイスちびうさ!!/////)」」
鏡夜「…そうだな、手本を見せてもらおうか森羅?」
『……はい』
鏡夜の言葉の圧力に断れなかった森羅は
鏡夜と場所を交換し正座をすると全員に向き合う
深呼吸をすると扇子を前に置き挨拶をする
お茶を点てる姿に迷いはなく
自然で美しいその姿に全員が唖然として見つめていた中
ちびうさの目は輝いていた
ちびうさ「森羅お姉ちゃん…キレイ/////」
鏡夜「…………」
森羅はちびうさにお茶菓子の花見団子を出すと
ちびうさは喜びのあまり串ごとかぶりついた
その姿に双子は大爆笑しており
ハルヒと森羅以外のメンバーも笑いを堪えていた
ちびうさはホスト部の反応にびっくりして森羅見ると
優しく微笑んでいた
『ちびうさちゃん…花見団子は
串を一つずつ抜いてから食べるんだよ?
串を右手で持って、この紙の角を折って
一番下の団子に当てて押さえたら、串を抜いて
その串を使ってお団子を半分ずつ割って食べるの』
ちびうさ「…うん!」
『ちなみにこの紙の事を‘’懐紙(かいし)‘’って言うんだけど
お茶を飲んだ後に茶碗の飲み口を拭く時にも使うから
大事にとっておいてね!』
ちびうさ「はーい!先生!/////」
二人の楽しそうな様子を温かく見守るホスト部だった