Act.3 デス・バスターズ編(完結)
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廊下を走っている途中、マーキュリーから通信があった
うさぎちゃんのピュアな心の結晶も狙われ
変身ブローチだけでなく
タキシード仮面も捕まってしまったと
うさぎちゃんは一人で東京タワーに向かっているらしい
『(一人じゃ危ない!早く行かなきゃ!)』
桜蘭高校の校門を出ると
白いスポーツカーが止まっている
はるか「よう、森羅」
みちる「何処かにお急ぎ?」
『はるかさんみちるさん…お願いします車に乗せて下さい!』
はるか「…いいけど……」
みちる「…………」
車を運転してくれてるはるかさんが声をかけた
はるか「結局人間ってのは他人を犠牲にして生きてるんだ
…そうは思わないか?」
『え?』
みちる「…例えば貴方の知り合いが貴方を庇ってしまって
危険な目に合ってしまったとしたら
その時、きっとその人は自分の事などかまわず
貴方に安全にいて欲しいと思うでしょう」
はるか「友人の場合もあるだろうし
家族や恋人の場合もあるだろう…
みんな、誰かを踏みつけにして生きているんだ」
『!!』
一瞬…はるかさんとみちるさんが
セーラーウラヌスとセーラーネプチューンに見えた
みちる「…森羅はそう思わない?」
『…踏みつけてる人達はそれでいいかもしれない
でも、踏みつけられた人はどうなるんですか!?
私は…他の人が不幸になってるのに
自分だけ幸せになりたいとは思いません
一人じゃ難しいかもしれませんが
皆で力を合わせれば踏みつけられなくてもすむ方法が
絶対見つかる筈です…!!』
はるか「…………」
みちる「森羅…貴方って優しい子ね」