Act.3 デス・バスターズ編(完結)
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馨「ダメだ!!そんなの絶対!!」
馨の大声に全員が馨に振り向いた
『…馨先輩……』
光「…馨…」
ハニー「…かおちゃん……」
森羅は鏡夜の手をそっと離すと、馨に近付いた
『…馨先輩……』
馨「分かってる……僕だって今すぐハルヒを助けたいけど
森羅が死ぬのは……嫌なんだ!!」
強く手を握りしめる馨の左手を森羅は優しく触れる
馨「!……森羅」
『馨先輩、ありがとうございます
でも、私は行かなくちゃダメなんです』
馨「!?」
『馨先輩…もし連れ去られたのが光先輩だったら
無理矢理でも助けに行きますよね?』
馨「…でも」
『ハルちゃんは私にとってもホスト部の皆さんにとっても
かけがいのない大事な人です
私が必ずハルちゃんを取り返します!!』
馨「…森羅………」
森羅は馨から貰ったネックレスを外すと
馨の首にネックレスをかけた
馨「!!…これ…」
『貸すだけですよ?
私がハルちゃんと帰って来た時にお返し下さい!』
森羅が微笑むと
一瞬俯いた馨はすぐに森羅にの顔を見た
馨「絶対帰ってきて…ハルヒと一緒に」
『もちろんです!』
森羅は後ろにいた先輩達に向き合った
『環先輩…ハルちゃんのことはお任せ下さい』
環「……森羅……」
森羅は振り向かずに第三音楽室を後にした