Act.3 デス・バスターズ編(完結)
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光と馨に前も連れていかれた更衣室で
化粧と髪をいじられドレスを渡され着替え中の森羅
『…先輩、開けていいですか?』
光・馨「「はーい!どーぞ!」」
カーテンを開けた森羅の姿に、光と馨は目を開く
肩ががっつり開いた赤いフィッシュテールのドレスに
ハーフアップにした髪型
いつも毛先しかなかったウェーブがかかった髪を
今日は肩から大きく緩く巻いたことで
動く度に髪が揺らめく
派手過ぎない赤い口紅は森羅の肌の白さを強調させた
森羅とは出会ってまだ少ししかたっていないのに
どんどんキレイになっていく森羅に
二人は驚きと戸惑いを隠せずにいた
光「…いいんじゃない?さすが俺達!」
馨「…もう光ったら」
『お二人の腕にはいつも驚かされます!』
光・馨「(それはこっちのセリフだし……)」
光が靴を取りに更衣室の奥に行くと
馨はポケットからネックレスを取り出し
森羅の首にかけると両手を肩に置いた
馨「…これは個人的に僕からの誕生日プレゼント」
『…これは?』
馨「6月の誕生石…ムーンストーン」
『…ムーンストーン…』
全体的に白いダイヤなのに真ん中がブルーに見える
馨「正確にはブルームーンストーンって言うらしいよ?
やっぱり…森羅はこの群青色がよく似合う」
『馨先輩……』
鏡越しで森羅が馨を見つめると馨も目を逸らさない
森羅の肩に触れてる手が熱くなって強く握った瞬間
光「はいこれ…って、何この空気」
馨「…何でもないよ光!さぁお姫様、靴を履いてください!」
馨の指示で動く森羅の顔が赤かったのを
光は見逃さなかった