Act.3 デス・バスターズ編(完結)
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はるか「世界で初めてキスをしたのは誰か知ってるかい?」
『…アダムとイヴですか?』
はるか「さすがだな…じゃあキスの意味は?」
『キスの意味?』
はるかは微笑むと森羅の右手をとる
はるか「手にするのは尊敬のキス額にするのは友情のキス
手の内にするのは…願いのキスだ」
『はるかさん、物知りなんですね!』
はるか「あと15世紀のイタリアでは若い男女がキスをしたら
絶対結婚しなければならなかったらしい」
『それぐらい…キスは大事にされていたって事ですね!』
はるか「…あぁ」
はるかは森羅の掴んでいた右手を引っ張り
立ち上がらせると、そのまま手首にキスをした
はるか「…今此処でキスして、僕のお嫁さんになる?」
『…え?』
すると二人の目線は黒いボードによって遮られた
『…鏡夜先輩?』
はるか「…………」
鏡夜は二人の間に入ると森羅を後ろに隠すように立った
鏡夜「…お客様、誠に申し訳ありませんが
彼女も一応従業員ですので、過度のスキンシップは
控えて頂くようにお願い致します
それに…お二人をみて、他の姫達も少なからず
影響が出ておりますので…」
『え?』
はるか「…あーあ」
鏡夜の示した方向を見ると
ホスト部に来ていた姫達は、放心状態になっていた
はるか「…後でみちるに怒鳴られるのも嫌だし今日は帰るよ
…森羅悪いけど今日の練習は無しにしてもらっていい?
また日程送ってもらうようにみちるに頼んでおくから」
『あ、はい!』
はるかは鏡夜を見つめると鏡夜も瞳を逸らさなかった
そのままはるかは第三音楽室を後にした