Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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演奏が終わり大きな拍手に包まれると
ちびうさと森羅はお互い同時に駆け出していた
ちびうさ「森羅お姉ちゃん!!」
『…っ…ちびうさちゃん!!』
二人は強く抱き合うと目には涙が溢れ頬を伝っていた
『ありがとう…っ…ちびうさちゃん!!
私と…お友達に…なってくれて…!!』
ちびうさ「…っ…わたし森羅お姉ちゃんに
"ちびうさ"って呼んでもらえるの、すごく好きだった!
一緒にピアノ弾いて、ホスト部のみんなと遊んだこと
すっごくすっごく楽しかった
ここに来れて…よかったよ…?
森羅お姉ちゃん…バイバイ!!」
ちびうさが森羅から離れると
桜蘭高校の玄関に向かって駆け出していた
『ちびうさちゃん!!』
ちびうさ「…わたし、ママとパパの次に
森羅お姉ちゃんが大好きだよ!!」
『!?』
ちびうさちゃんは玄関を通り抜けると
姿が見えなくなった
『…うっ……ふう……っ……』
森羅は顔を手で覆ったまま立ち尽くしていた
ハルヒが森羅の頭を撫でながら
環は森羅の肩に手を置くと
他のホスト部員がゆっくり森羅の周りに集まってくる
環「…そんなに泣くんじゃない」
ハルヒ「ちびうさちゃんに笑われちゃうよ?」
『…うんっ…』
ーーいつかきっと、また会えるよね?
最終話 End
デス・バスターズ編に続く