ちびうさ「まもちゃん！あたしこの銀水晶で
必ずみんなを守ってみせる！！」


ﾀｷｼｰﾄﾞ仮面「ちびうさ…もしその銀水晶を使ったら…」


ちびうさ「みんなも命がけであたしを守ってくれたもん…」


『タキシード仮面…いいえ、未来のキング・エンディミオン
レディは必ず私がお守りします
今こそ、全員力を合わせる時です！』


「ちびうさ……森羅……」








二人が頷くとタキシード仮面とセーラー戦士は
ゆっくり立ち上がっていく








ﾀｷｼｰﾄﾞ仮面「そうだ…俺達は諦めない…！」


ﾏｰｷｭﾘｰ「そうよ…あたし達は負けない！」


ﾏｰｽﾞ「この美しい地球の為に！」


ｼﾞｭﾋﾟﾀｰ「そこに生きる人々の為に！」


ｳﾞｨｰﾅｽ「みんなの未来の為に！」







銀水晶を掲げた瞬間
ちびうさはプリンセス・セレニティのドレスを着ていた






ちびうさ「(お願い銀水晶…みんなをまもる力を
あたしにかして…！)


ﾜｲｽﾞﾏﾝ「何！？…銀水晶が二つ！！」


ﾑｰﾝ「ちびうさ！？」


ちびうさ「みんなを守る…力を！！」








ﾏｰｷｭﾘｰ「マーキュリー・スター・パワー！！」


ﾏｰｽﾞ「マーズ・スター・パワー！！」


ｼﾞｭﾋﾟﾀｰ「ジュピター・スター・パワー！！」


ｳﾞｨｰﾅｽ「ヴィーナス・スター・パワー！！」


『アース・プラネット・パワー！！』


ﾑｰﾝ・ちびうさ「「ムーンクリスタルパワー！！」」


ちびうさ「…っ……悪しきパワーよ！！」


ﾑｰﾝ「ここから立ち去れ！！」


『終わりですワイズマン！！いいえ…デス・ファントム！！』







過去と未来、二つの銀水晶
戦士たちの力を得て、高まった銀水晶のパワーは
デス・ファントムの放つ邪黒水晶の力を飲み込み


デス・ファントムを討ち滅ぼしたのだった






第十四話 End