Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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邪黒水晶の力に押される銀水晶
クイーンの顔も苦しそうに歪んでいた
ワイズマン「暗黒ゲートが開いた今、銀水晶の力など無力」
ムーン「…っ…あぁ!!」
『うさぎちゃん!!』
全員がうさぎの名前を叫んでいたとき
ちびうさは自分のしてしまったことを激しく後悔していた
ちびうさ「私のせいだ…私がいけないんだ!!」
タキシード仮面「ちびうさ…」
ちびうさ「私のせいでみんなが……うさぎがぁ…」
ちびうさの頬を伝って落ちた涙
その中から光と共に銀水晶が現れる
ちびうさ「…これは……」
あの時、消えてしまった銀水晶は
ちびうさの体内に取り込まれていたのだった
『!?』
アースのペンダントが光輝くと
アースを包みこんだ
アースは群青色のグラデーションがかかった
美しいマーメイドドレスをなびかせ佇んでいた
タキシード仮面「森羅……君は……」
『私は未来のセーラーアース…またの名をゴッド・テラ』
セーラー戦士「「ゴッド・テラ……?」」
今のセーラーアースはいつもの柔らかい雰囲気が消え
凛々しい雰囲気を醸し出していた
ちびうさ「…パパに聞いた事がある
銀水晶にパワーを与えて
クイーン・セレニティと共に地球を甦られた
最後の秘宝ゴッド・テラ
あのテラが森羅お姉ちゃんだったなんて…」
ゴッド・テラはちびうさに近寄ると
視線を合わせるため膝をついた
『…スモールレディとクイーンを助けた時
私は最後の力を振り絞り、貴方の銀水晶に取り込んだのです
貴方が本当に仲間や自分を信じた時に
銀水晶が光輝くように、願って
よく頑張りましたね、私の可愛いレディ』
ちびうさはテラの優しく温かい微笑みに涙を流すと
銀水晶を持ち、立ち上がった