Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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光は眉間にシワを寄せると
無理矢理森羅の顔を自分の方に向かせる
光「お前は悪くない」
『…っ………』
森羅は光の目を見ずに俯くと
その姿に我慢できずイラつくと大声をあげた
光「こっち見ろよ藤岡森羅!!」
『!?』
初めて聞く光の怒鳴り声に
思わず森羅は顔をあげてしまった
光「真っ直ぐ目を見て話すところ…森羅のいい所だ
俺もそんなお前が好きだから、それだけは忘れんな!」
『……っ……光…先輩……』
環「俺も好きだぞ!」
光「……はぁ!?/////」
光が振り向くといつの間にか
ホスト部全員が揃っていて
環は森羅の頭の上に優しく手を置いた
環「森羅の気持ちは、ちゃんと彼にも届いてるハズだ」
ハニー「そうだよ森羅ちゃん!
森羅ちゃんがいつも一生懸命なの僕達知ってるからね♪」
モリ「……あぁ」
鏡夜「一生懸命過ぎてたまに心配させられる時もあるがな…」
馨「…真っ直ぐなのは心もだよね、森羅?」
『み、皆さん……』
ホスト部の言葉に胸が熱くなり涙を流すと
ハルヒが森羅を優しく抱きしめた
ハルヒ「…あの二人は一緒にはなれなかったけど
心は一緒になれたんじゃないかな?
ペッツさんの幸せをサフィールさんは願ってた
その為にも森羅はしなくちゃ行けない事が
あるんじゃない?」
『!!』
森羅はハルヒを見るとハルヒは微笑みながら頷いた
今だに大きくなっていく巨大な邪黒水晶を見る
森羅は涙を拭うと
ホスト部全員の顔を一人一人見つめると微笑んだ
『皆さん……ありがとうございます』
いつもの森羅の笑顔に安心するホスト部員達
森羅はベッドから起き上がると
真っ直ぐ皆を見つめた
『サフィールさんの思いやペッツさん達
ここにいる皆を守りたいから…私、戦います!!』
"みんなは私が絶対守る"
そんな思いを胸に森羅は保健室を出ると
勢いよく桜蘭の廊下を走っていった