Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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隣の部屋に行くと
椅子やソファーに腰かけていたホスト部と
あやかしの四姉妹の三人が森羅に駆け寄る
コーアン「森羅ちゃん!…あの人どうだった?」
『…目は覚ましたけど、身体はボロボロでした
何であんな状態で倒れてたんだろう…』
ベルチェ「…多分、あいつにやられたんですわ」
環「?あいつとは、一体…」
カラベラス「……ワイズマン……」
その言葉に何故か部屋が静かになる
『…ワイズマン』
ブラック・ムーン一族上級幹部たちの前に現れては
預言を残していく謎の預言者
ローブを頭から被り、男か女か性別も不明だと
カラベラスが説明した
カラベラス「私達はそこまで
ワイズマンと関わることはなかったけど
サフィール様のお兄様……デマンド様は
あいつのせいで変わってしまわれたのは確かよ」
『(もしかしてサフィールさんの悩み事って
お兄さんと何か関係があるのかな…?)』
コーアン「ところでペッツお姉様って男嫌いじゃなかったかしら?」
『…え、違うと思います!今だってサフィールさんの看病
一生懸命してくれてましたよ?』
森羅の言葉に空気が凍りついてしまった
光「…森羅まじか……」
『??』
馨「…本当にわかんない?」
『何がですか?』
ハニー「何で~あそこまで看病するのかな~って思う?」
『……大事な人』
全員「!!」
『大事な‘’上司だった人‘’だから…
お世話になった人が困ってたら助けるのは当然ですもんね!』
笑顔で答える森羅にコーアン以外は脱力してしまう
ハルヒ「…違うよ森羅、多分彼女はあの人の事が」
カラベラス「好きなのよ」
『え?』
カラベラスの言葉に全員が振り向き
森羅は驚いていた
カラベラス「…ペッツお姉様は、サフィール様が好きなのよ」