Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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ブラック・ムーンのアジトでは
ワイズマンが何かを囁いていた
ワイズマン「全知全能なるデス・ファントムに忠誠を誓え
この宇宙を支配するのは泡沫の夢見るデマンドではなく
絶対の力を持つデス・ファントムであることを知れ
…おぉ、愚かなるプリンス・デマンドよ
静寂の為の擾乱を起こせ
そして、この世の覇者たるデス・ファントムに
混沌たる恐怖を差し出せ
生命などと言う不条な物を、この宇宙から抹殺するのだ」
ワイズマンの言葉を柱の陰から聞いていたサフィールは
静かにその場を後にすると向かったのは
邪黒水晶の反応炉だった
サフィール「(やはりあいつは兄さんを利用していただけだったんだ
…おのれワイズマン!!)」
サフィールは反応炉の中央に立つと
起動装置から制御パネルのカードキーを取り出し
反応炉を停止させた
ワイズマン「サフィール…今すぐそれを元に戻すのだ」
サフィール「!!」
いきなりのワイズマンの登場に驚くも
サフィールの瞳は真っ直ぐワイズマンを睨んでいた
サフィール「お前に指図される覚えはない!
兄さんと話をして、それからどうするか決める!!」
するとワイズマンは手から暗黒エナジーを放出させた
ワイズマン「何も知らずに死ぬがよい!!」
サフィール「何!?…っ……くぁぁあ!!!!」
サフィールは一瞬でその場から姿を消してしまった
ワイズマン「……逃がしたか…まぁ良い
奴のいき場所は分かっている」