Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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*第十一話*ブラック・レディ
森羅とサフィールの目の前に写し出された画面には
巨大なドラゴンと戦うセーラー戦士達
『みんな!!』
サフィール「なんだあれは!?」
『え!?…あれは貴方達の仕業じゃないんですか?』
サフィール「違う!!」
ドラゴンの額にあるティアラから
多量の邪黒水晶のパワーを感じたサフィールは
ティアラから一瞬人物が浮かび上がり目を見開いた
サフィール「!?…あれはエスメロード……」
『え!?エスメロードって…』
サフィール「あのティアラから強力な邪黒水晶のパワーを感じる!
誰かがその力をエスメロードに利用したとしたら…」
『それっていったい誰が』
サフィール「……ワイズマン……」
『ワイズマン…?』
するとドラコンの風圧により
全員が飛ばされ倒れたセーラー戦士を見つめていると
いきなり手を引っ張られる
サフィール「…来い」
『!?』
サフィールに連れていかれたのは
邪黒エナジーが天井まで届いているゲートの前
サフィール「ここは邪黒水晶の反応炉だ
唯一外に向かって延びている…ここから行けば外に出れる」
『!…私を逃がしてくれるんですか!?』
サフィール「僕はお前が未来のゴッド・テラか
確認したかっただけだからな」
『…ありがとうございます』
サフィール「…お前、これが俺の罠だとは思わないのか?」
森羅はポカンとしたあと
サフィールに微笑んだ
『…サフィールさん、悪い感じがしないので!』
サフィール「!!」
森羅はゲートの中に飛び込むと姿を消した
サフィール「…変な奴だ」
そう言うと、画面を鋭く睨みつけた
サフィール「……エスメロード」