Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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森羅は目が覚めると大きな頭痛に襲われた
セーラーアースの変身はとけ
普通のセーラー服に戻っている
そして目の前の大きな邪黒水晶に、言葉が出ない
『…これは………』
サフィール「目が覚めたか」
『!!』
目の前には、藍色の髪の青年サフィールが
真っ直ぐ森羅を見つめていた
『!!あなた、ブラックムーンの……』
「僕の名前はサフィール、ようこそセーラーアース
…いや、未来のクリスタルトーキョーの秘宝ゴッド・テラ」
『……その名前は…たしか……』
サフィール「…お前は自分の未来の事は聞いてないのか?」
肯定の意味を込めて頷いた時、サフィールはため息をついた
サフィール「これも目的のためだ…少し話をしよう」
銀水晶とネオ・クイーン・セレニティの力で
地球は目覚めた
しかしもう一人、クイーンに力を与えた者がいた
地球と太陽を守護に持つセーラーアース
彼女は銀水晶にパワーを与え
クイーン・セレニティと共に、地球を甦られた
そしてシルバーミレニアムの秘宝ゴッド・テラとして
人々の平和を祈り続けた
悪しき者が地球を攻めて来た際も
クイーン・セレニティの銀水晶と力を合わせ
世界を守り抜いてきた
"最後の秘宝"と呼ばれた女性
『…その人が……未来の私?』
衝撃の事実に言葉を失うと
彼女は今どおしてるのか気になった
『未来の……クリスタルトーキョーの私は
どこにいるんですか?』
サフィール「…………」
しばらく黙っていたサフィールが口を開いた
サフィール「…死んだのさ」
『え?』
サフィール「僕達の攻撃からラビットと
ネオ・クイーン・セレニティを守った彼女は
僕達の攻撃を受けると、光りになって消えたんだ」
『!!……そんな……』
未来の自分が死んでいるなんて信じられなかった
サフィール「我らブラックムーンに歯向かうからそうなったんだ」
『…どうして、地球を攻撃したりしたんですか?』
サフィール「…邪黒水晶さえあれば
時間も空間もエネルギーも思うが儘
あらゆる星、あらゆる次元を手に入れられる」
『…………』
サフィール「より大きな力を持つ者が…兄さんが
この美しい星を手にする事が出来る」
『それは違います!!
地球の自然も大地も地球を愛する全ての人達のものです!!
貴方達のやり方は皆を不幸にするだけです!!
そんな人達に地球を渡したりは出来ません!!』
サフィール「…………」
聖の瞳は悲しそうにサフィールを睨んでいた