Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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*第十話*ブラック・ムーン
あまりの未来の姿に
セーラーアースは口に手を当て震えていた
『…ここが……未来都市……クリスタルトーキョー?』
そこは荒廃し凍りついた世界だった
愕然とするセーラー戦士たち
母を心配するちびうさはセーラームーンの制止を振り切って
何処かへと駆け出して行った
ムーン「待って、ちびうさ!!」
ちびうさを追ってやって来たのは何処かの広場だった
『ちびうさちゃーん!!』
ムーン「もう、困った子ね…」
すると、霧の向こうから誰かが歩いてくるのが見え
全員が戦闘体制に入ると
『……あれって……』
ムーン「……まさか!!」
なんと霧の向こうから現れたのは
薄い紫色の髪に白いタキシード着たタキシード仮面だった
「30世紀のクリスタルトーキョーへよく来てくれたね」
「「!!」」
セーラームーンとタキシード仮面は
目の前の人の声に聞き覚えがあった
その声は夢の中で不吉な予言をした者の声だったからだ
タキシード仮面「お前は誰だ!!」
タキシード仮面は男に向かって攻撃しようとした瞬間
男の体をすり抜けてしまった
「そんなに驚いた顔をしないでくれ
私はキング・エンディミオン…そうだよ、私は未来の君だよ」
タキシード仮面「何だって!?」
『どういうこと…?』
衝撃の事実に全員が困惑していた
『……彼の体が通り抜けたのって』
マーキュリー「まさか、立体映像?」
キング「その通りだセーラーマーキュリー
私の本当の体は別の所にある
全てを話す時が来たからついて来てほしい
そこに君たちの探している彼女もいる」
半信半疑ではあるも、迷ってる暇はないと判断し
セーラー戦士達はキングについていくことに