Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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霧が晴れて来ると
森羅達と同じセーラー服を来たロングの髪の女性が
長いスティックを持っていた
ちびうさはその女性に抱きつく
「…スモールレディ?…お二人は!!」
二人の存在に気付いた女性
そしていつの間にかみんなも揃っていた
ムーン「貴方は誰?」
「私は時空の扉の番人…セーラープルート」
『!!』
新しいセーラー戦士に驚いていると
プルートは静かにちびうさを見つめていた
ちびうさ「ごめんなさい!!
約束を破ってこの人達を連れてきてしまったの!!
…でも…この人達ならママを…ママを助けてくれるから!!」
プルート「スモールレディ…」
そう言うとプルートは優しくちびうさの頭を撫でていた
ちびうさ「…プー…怒らないの?」
プルート「…遂に時空の鍵を
使いこなせるようになったのですね
…よくぞご立派に成長されました」
ちびうさ「…プー/////」
二人のやり取りに自然と胸が温かくなる
プルート「…お許しください
スモールレディをここまで連れてきて頂いた
貴方達に刃を向けてしまいました」
プルートはセーラームーンとセーラーアースの
顔を見たあと何故か微笑んでいたため
二人で顔を見合せた
プルート「…時間がありません
今こそ時を越える時空の扉を開く時です!」
プルートはスティックを振ると
時空の扉が開かれていく
プルート「時空の扉は開かれました
未来に旅立って下さい…さぁ、手を繋いで」
プルートはセーラームーンに
ちびうさの手を離さないように説明していた
離してしまうと永遠に時間と時間の狭間に
閉じ込められてしまうからだと
『セーラープルート!貴女も一緒に……』
プルート「……私はここを動くことが出来ません
どうか皆さんでスモールレディを守ってあげて下さい」
ちびうさ「プー!またね!!」
全員一斉に時空の扉に飛び込んだ
セーラープルート
時空の扉を永遠に守り続け
その存在を知ることも許されず
誰もその姿を見たことの無い孤独な戦士は
とても悲しそうな目をしていた