Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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鏡夜「…ホスト部は楽しいか?」
『え?』
鏡夜「……いや、忘れてくれ」
自然に出た言葉に鏡夜は内心焦っていたが
森羅は笑顔で鏡夜に答えていた
『とっても楽しいです!皆さんとっても優しくて
本格的なピアノで演奏も出来て嬉しいです!
こんな素敵な機会を頂けて本当に感謝しています!』
鏡夜「…………」
森羅は分かってない
ホスト部と自分の父親の為にホスト部に利用されている事を
『…私、鏡夜先輩にずっとお礼が言いたかったんです』
鏡夜「お礼?」
『前に私が演奏でミスした時に注意してくれて
本当だったら辞めさせられてもおかしくなかったのに
何か‘‘頑張れ’’って言われたような気がしました!』
鏡夜「…………」
『…先輩は私を利用してると思ってるかも知れないけど
本当のメリットは目に見えるものじゃないんですよね?』
森羅は時々中三とは思えない発言や空気を感じる時がある
プリンセス・テラ……前世は地球国の姫だった少女
鏡夜「…お前が分からなくなる時があるよ」
鏡夜が小さく森羅に聞こえない程度に嘆いた時
『先輩…一緒に連いて来て下さい!!』
鏡夜「っおい!?」